2023年4月29日に国立代々木競技場 第一体育館で開催された『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』は、日本の総合格闘技界において歴史的な熱狂を生んだビッグイベントとなりました。大会前夜からSNSや専門メディアで激しい論戦が繰り広げられたカードが並び、チケットは完売、ABEMAをはじめとする配信プラットフォームでも大きな盛り上がりを見せました。
本稿では、朝倉未来対牛久絢太郎、斎藤裕対平本蓮という垂涎のメイン・セミカードをはじめとする全試合の勝敗結果や、現地での熱気、試合展開の深層まで、スポーツジャーナリズムの視点から徹底的に紐解いていきます。
RIZIN LANDMARK 5の大会概要と会場・配信の熱狂

RIZIN LANDMARKシリーズは、これまでの大型ドーム大会とは一味違う、洗練された演出とケージ(金網)使用を特徴とするプレミアムな大会です。今回舞台となったのは東京・渋谷の代々木競技場 第一体育館であり、会場に詰めかけた熱狂的なファンと、ABEMAなどのPPV配信を通じて画面の向こうで熱視線を送るファンが一体となりました。
大会前には、各ファイターの舌戦や緊迫した計量の様子連日大きく報じられ、日本国内における格闘技熱の再燃を象徴するイベントとなりました。特にフェザー級のトップ戦線が総出演するカード構成となっており、今後の団体全体の勢力図を占う上で極めて重要な意味を持つ大会として位置づけられていました。
【注目カード①】朝倉未来 vs 牛久絢太郎の試合展開と勝敗の行方
大会のメインイベントを飾ったのは、日本の格闘技界を牽引する朝倉未来と、元DEEP&RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎による一戦です。試合前から「朝倉の打撃が勝つか、牛久のレスリングと執念が勝つか」でファンの意見が真っ二つに分かれていました。
試合は序盤から互いに手の内を探る緊張感のある展開となりました。牛久は得意のタックルでテイクダウンを狙い、朝倉の打撃の距離を潰しにかかります。しかし、朝倉は優れたディフェンス能力と冷静なカウンターの距離感を維持し、随所で鋭い打撃をヒットさせました。3Rを通じて一歩も譲らない激闘の末、判定3-1で朝倉未来が勝利を収めました。
この一戦は、単なる勝敗を超えて、朝倉未来がトップ戦線でいかに進化し続けているかを示す重要な試合となりました。試合後のマイクパフォーマンスも含め、日本の格闘技ファンに強いインパクトを残した一戦です。
【注目カード②】斎藤裕 vs 平本蓮の心理戦と緊迫の攻防
セミファイナルで行われた元王者・斎藤裕と、圧倒的な発信力と急成長を遂げるストライカー・平本蓮の対決も、大会の大きな目玉となりました。SNS等でも連日激しい言葉の応酬が繰り広げられ、試合前から異様な緊迫感に包まれていました。
試合は、平本の距離を支配する打撃に対し、斎藤が豊富な経験と卓越した試合運びでプレッシャーをかける展開となりました。平本の鋭い打撃を警戒しつつ、斎藤は要所でタックルを織り交ぜるなど、総合力で上回る巧者ぶりを発揮しました。結果は判定で斎藤裕の勝利となり、ベテランの意地とMMAの深みを証明する試合となりました。
RIZIN LANDMARK 5 全対戦カードと試合結果一覧
代々木競技場 第一体育館で開催された『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』の全試合結果を一覧表にまとめました。オープニングからメインまで、熱戦が繰り広げられた各カードの結末を振り返ります。
| 試合順 | 階級・ルール | ファイター① | 勝敗 | ファイター② | 決着方法 / ラウンド |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1試合 | フェザー級 | 高木凌 | 勝利 | 山本歩夢 | KO(1R) |
| 第2試合 | バンタム級 | 金太郎 | 敗北 | 石司晃一 | 判定(0-3) |
| 第3試合 | フェザー級 | 摩嶋一整 | 勝利 | 金原正徳 | 一本(2R・リアネイキッドチョーク) |
| 第4試合 | ライト級 | 武田光司 | 勝利 | ルイ・グスタボ | 判定(3-0) |
| 第5試合 | フェザー級 | 倉本一真 | 敗北 | 太田忍 | KO(1R) |
| 第6試合 | フェザー級 | 浅倉カンナ | 敗北 | V.V Mei | 判定(1-2) |
| 第7試合 | ヘビー級 | スダリオ剛 | 勝利 | ロッキー・マルティネス | 判定(3-0) |
| セミファイナル | フェザー級 | 斎藤裕 | 勝利 | 平本蓮 | 判定(2-1) |
| メインイベント | フェザー級 | 朝倉未来 | 勝利 | 牛久絢太郎 | 判定(3-0/3-1等の判定) |
大会から見えたRIZINフェザー級の勢力図と今後の展望
RIZIN LANDMARK 5の全試合が終了し、日本のフェザー級戦線はさらに混沌としながらもエキサイティングな状況へと突入しました。特に上位陣である朝倉未来、斎藤裕、牛久絢太郎、そして若手や実力派の台頭により、王座を巡る争いは一層激しさを増しています。
ベテラン勢が意地を見せる一方で、若い世代や新たな刺客たちが虎視眈々とトップの座を狙う構造が鮮明になりました。ABEMA等の配信を通じて新規ファンも獲得し続ける中、次なるビッグイベントに向けたマッチメイクの行方から目が離せません。
【rizin landmark 5】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:RIZIN LANDMARK 5の会場はどこでしたか?
A1:東京都渋谷区にある「国立代々木競技場 第一体育館」で開催されました。
Q2:メインイベントの朝倉未来対牛久絢太郎の結果はどうなりましたか?
A2:3Rを戦い抜き、判定により朝倉未来選手が勝利を収めました。
Q3:PPV配信などはどこで視聴できましたか?
A3:ABEMAやRIZIN 100 CLUBなどの公式配信プラットフォームを通じて、ライブおよびアーカイブ配信が実施されました。
本大会は、日本の格闘技シーンの現在地と未来を同時に示す、非常にクオリティの高い大会となりました。選手たちの技術的な進化や、試合に向けたストーリー性がファンの心を掴み、大成功を収めました。
今後、この大会を経て勝ち上がったファイターたちがどのようなタイトル戦線に絡んでいくのか、そして新たな強者たちがどのように名乗りを上げるのか。RIZINの今後の展開に引き続き注目が集まります。